グループホームで働くメリットは?キャリア・給与アップを目指せる仕事!

グループホームは要支援2以上の認知症と判定された方を受け入れている施設です。

そんなグループホームで働くメリットを知りたいと考えている方は多いはずです。

本記事では、グループホームで働くメリット・デメリットについて解説します。

ぜひ、本記事を参考にしてください。

グループホームとはどんな施設?

グループホームでは主に入居者の方の食事や入浴、洗濯、掃除など生活に欠かせない作業や夜間の見守りなどの仕事を行なっています。

生活のサポートがメインとなっている仕事のため介護とは違い、入居者のかたの自主性を尊重しつつできない部分のサポートを行う施設です。

グループホームで求められる資格やスキル

グループホームで働くために必要な資格やスキルはありません。

資格やスキルが必要な施設に比べ介護度の低いのが特徴とされているグループホームでは資格やスキルは求められておらず、無資格・未経験の方でもいますぐに始めることのできる仕事となっています。

しかし、介護職員初任者研修などの資格や、過去に施設で働いた経歴があると有利になり、給与も高くなる傾向があります。

そのため、無資格・未経験の方で給与アップなどを目指す方はまず介護職員初任者研修の資格を取得するといいでしょう。

グループホームで働く場合、仕事時間は夜間や休日がメインとなります。

これは、他の仕事と大きく異なる点であり、私生活にも大きく影響する要素の一つです。

グループホームで働くメリット

メリット①認知症ケアを学びながら働くことができる

グループホームは無資格・未経験で働くことが可能です。

しかしグループホームで働くスタッフの中には認知症ケア専門士など認知症ケアに対して深い知識を持つ方も多いです。

そのため働くうちに認知症ケアに対する知識を自然とつけることが可能です。

メリット②要支援者の方へ総合的なサポートが可能

グループホームで働くことで介護者と介護対象者の関係を構築するだけでなく、介護対象者の生活を支援するためのプログラムを提供することもできます。

介護対象者の生活を支援するためのプログラムは、介護対象者の生活全般をサポートすることにつながります。

メリット③他の施設に比べ体力的な負担が少ない

グループホームでは主に要支援2の認知症の方を専門としています。

要支援2の認知症というのは「部分的な支援を受けることで日常生活を送ることのできる」レベルを指しているため、それよりも要介護度の高い方を受け入れている特別養護老人ホームと比べ介護度が低く、スタッフの体力的な負担は少ないといえます。

このことは無資格・未経験の方が働きやすい理由の一つにもなっています、

グループホームで働くデメリット

デメリット①時間的制約が大きい

グループホームで働く上で理解していないといけないデメリットの一つに、他の職業と比べ時間的な制約が大きいことが挙げられます。

デメリット②ストレスが大きい

グループホームでの仕事は大きなストレスがかかります。

グループホームで働く場合、介護者は患者のニーズを満たすために非常に多くの仕事を行う必要があります。

患者の方の中には夜中に徘徊を繰り返す方や怒鳴る方などがいるため突発的な仕事が発生することも多く、ストレスのかかる仕事です。

しかしそれらは認知症が原因になっていることがほとんどです。

そのため認知症への理解を深めることで必要以上に悩みすぎず、少しずつ慣れていくことが大切です。

デメリット③給料が低い

グループホームでの仕事は他の介護施設に比べて給料が低く設定されています。

グループホームの平均給与額は28万円とされており、これは介護施設全体の平均給与額の30万円よりも少ない金額となっています。

グループホームの夜勤のメリット

夜勤のメリット①高収入を期待できる

前述したようにグループホームでの仕事は給与が少ないとされていますが、夜勤隊の給与は日勤隊よりも高く設定されていることがほとんどです。

施設にもよりますが、法律で定められている22時から翌5時までの給料は基本給の1.25倍とされている深夜割増賃金に加え、夜勤手当が充実していることが多くなっています。

そのため、深夜割増賃金と夜勤手当が加算されれば日勤帯の日給の倍近い給与が期待できます。

夜勤のメリット②求人を選びやすい

グループホームでは夜勤の人員を増やそうと、夜勤の求人では待遇が向上する傾向にあります。

給与はもちろん、他の手当も充実していることが多い上にニーズが高まっていることから自分の求める条件から職場を選びやすい環境が整っています。

まとめ

いかがでしたか?

本記事では、グループホームで働くメリット・デメリットについて解説しました。

一番のメリットは無資格・未経験の方でも認知症ケアを学びながら働くことができる点です。

さらに夜勤労働を考えている方にはもっと多くのメリットがあります。

ぜひ、本記事を参考にしてください。