介護福祉士を目指している方の中には、「実際どんな仕事をして、給料はいくらもらえるのか」と気になっている方も多いはずです。介護福祉士は、介護に関する知識と技術を持つことを証明する国家資格ですが、資格を取ったあとの収入がどう変わるのかまではイメージしづらいものです。
本記事では、介護福祉士の給料の実態と収入をアップさせる方法を紹介します。これから介護福祉士を目指す方、すでに資格を持ちながら収入アップを考えている方に向けた内容です。
介護福祉士とは
介護福祉士は、高齢者や障害のある方の生活を支えるため、健康管理や介護、福祉に関わる活動を行う仕事です。身体が不自由な高齢者や、身体・精神に障害のある方に対して、食事や入浴、排泄の介助といった日常生活の補助を担います。
具体的な仕事内容は、身体介護、生活援助、相談・助言、社会活動支援、チームマネジメントの5つに分類されます。身体的なケアにとどまらず、生活全般の支援やチーム内の調整まで担う点が、介護福祉士という資格の特徴です。
介護福祉士の給料
介護福祉士の給料は、月給制の場合で30万円から35万円程度が目安です。厚生労働省の発表によると、2021年度における介護福祉士の平均月収は約328,720円で、年収に換算すると350万円から400万円程度になります。
施設による給料の差
介護福祉士の給料は、働く施設によって差があります。訪問介護やデイサービス、グループホームでは月給約29万円から32万円程度です。特別養護老人ホームや介護老人保健施設では約35万円から36万円と、他の施設より高めの水準になっています。この差には、夜勤の有無や働き方の違いも関係しています。
地域による給料の差
働く地域によっても給与額は変わります。東京や神奈川といった大都市では給料が高い傾向にあり、東京都の平均年収は約401万円で、全国平均よりも48万円高い水準です。
介護福祉士の給料を上げる方法
介護福祉士の給料を上げる方法はひとつではありません。手当を活用する、資格やスキルを積み増す、勤続年数を重ねるなど、いくつかのアプローチがあります。ここでは代表的な3つの方法を紹介します。
夜勤手当や役職手当をもらう
施設の勤務には早番、日勤、遅番、夜勤などがあり、夜勤の勤務時間は16時間に設定されているのが一般的です。夜勤手当を受け取れる勤務に入れば、給与アップを見込めます。年末年始手当のような単発の手当も、積み重ねれば収入増につながります。
上位資格や関連スキルを取得しキャリアアップを目指す
認定介護福祉士などの上位資格を目指すのもひとつの方法です。介護福祉士よりも高いスキルを持っていることの証明になります。今より条件のよい介護事業所へ転職することも、給料アップにつながります。生活スタイルや稼働条件と照らし合わせながら、就職先の地域を広げて検討してみましょう。
介護福祉士として勤続年数を重ねる
介護福祉士は、勤続年数が長くなるほど給料も上がっていく傾向にあります。経験を積むことで役職に就く機会が増え、リーダーとしての役割を任されるようになれば、昇進に伴う昇給も期待できます。
まとめ
介護福祉士の給料は、月給制の場合で30万円から35万円程度が目安です。ただし働く施設や地域によって差があり、夜勤手当や役職手当の有無、勤続年数によっても金額は変わってきます。今の給与に伸びしろを感じているなら、まずは自分の施設で夜勤手当や資格手当の支給条件を確認するところから始めてみましょう。

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